撮影者 レ・ベンナムくん(15歳)「うーん、よいしょ!」立ち上がるとき、ふんばってる声が聞こえた。 撮影者 グエン・バン・フィユーくん(19歳)ベッドの上で踊っているガァーちゃんを見てたら、「ミッキーマウス・マーチ」が聞こえてきた。 撮影者 ダン・ティ・チャムさん(12歳)ベッドは友だち。ベッドは遊び場。おやつを食べるのもベッドの上。そんなベッドから、みんなの笑い声が聞こえてきた。 撮影者 ファム・ティ・フォアンナムさん(19歳)大きな声をカメラに閉じこめようとしてシャッターを押したら、私も写されちゃった。 撮影者 レイ・ゴク・ニィヤーくん(16歳)彼は不自由な手でコンピューターの勉強をしてるんだ。彼の指先からコンピューターの音が聞こえてくるみたい。 撮影者 グォ・ティ・ニュンさん(10歳)中庭にはたくさんの花が咲いていて、顔を近づけると虫の声が聞こえるの。 撮影者 ファン・コン・ディンくん(11歳)ぼくが声をかけると、二人ともすごく喜ぶんだ。「写真の撮り方を教えて」っていわれて、なんだか先生になったみたいな気がしちゃった。 撮影者 グォ・ベン・ソンくん(14歳)彼はサッカーが大好き。スタンドの声援が、自分を励ましてくれているような気がするんだって。 撮影者 ラオ・ティ・ビーンさん(12歳)いま、彼女の頭の中ではどんな音が流れているのかな。私の心の中には、写真教室で聴いた「イマジン」が流れているけれど……。 撮影者 ルン・ティ・チャンさん(11歳)歌が大好きな彼女のために、歌手みたいなポーズで撮ってみたよ。写真ができてくるの、楽しみ。 撮影者 リブ・ソッキムくん(14歳)いまは博物館になっていますが、学校がある日突然、収容所になったそうです。教室の窓には鉄格子がはまっていました。ベッドの上にある四角い箱がトイレと聞き、驚きました。 撮影者 リブ・ソッキムくん(14歳)なぜ、大勢の人達が殺されなければならないのだろう。同じカンボジア人なのに…。僕は手を合わせてからシャッターを押しました。いつか弁護士になって平和のために尽くしたい。 撮影者 ソック・ソバナリットくん(16歳)地雷や不発弾を取り除くのは命がけです。ぼくは世界中の兵器工場を壊してやりたいと思いました。将来の夢はビジネスマン。 撮影者 タング・ティダさん(18歳)100mほど離れた丘の上から、不発弾の爆破処理の瞬間を撮りました。とても怖かったけど、夢中でシャッターを押しました。勉強して弁護士になりたいです。 撮影者 ソン・キムリィさん(11歳)障害者支援センターには大勢の手足を失った人たちがいました。傷ついたのは身体だけではありません。心も傷ついているはずです。私は精神科医になりたいです。 撮影者 リー・ビィラアユットくん(15歳)障害者支援センターでは職業訓練も行っています。義足や車イスをつくったり修理する工房がありました。ぼくの夢はパイロット。 撮影者 ピーン・チャンダーさん(16歳)私の家族は去年までゴミの山の中にある村で暮らしていました。大人と一緒に私たち子どもも、売れそうなゴミを拾って生活していたのです。将来は英語の通訳になりたいです。 撮影者 ロン・チャンディーさん(15歳)私とチャンダーはいとこ同士。二人とも、ゴミの山で生まれて育ちました。でも今はNGOが作ってくれた家に住んでいます。この子達にも早く普通の暮らしをさせてあげたい。 撮影者 ロン・チャンディーさん(15歳)私も去年までは、この子のように麻袋を担いで歩いていました。でも、そのときは、それが当たり前だと思っていました。いま、日本語の通訳を目指して勉強中です。 撮影者 コング・ケマートさん(10歳)仏さまは、この国で起きた事を長い間見てきたはずです。でも、決してそれを話してはくれません。黙っている方が平和だからでしょうか。私はお医者さんになって人を助けたい。