ガラスアートフォト(2) 指導:福永一興

(ガラスアートフォト)

メッセージ

「9年の歩み」
年に1回ぐらいは展覧会をしたいと思いながら9年間で11回とは、驚きです。
写真大好きの受講生に恵まれたのか、撮影にしても展覧会にしても積極的な反応で、指導する私は、とっても楽しみながらまとめることが出来ました。
毎回、受講生それぞれが意図を持って撮影した作品に、私なりに見せるアドバイスとして額とマットの色を写真の概念にとらわれず、自由な感覚で選ぶことを提案して白や黒のマットだけでなく黄色、青色、茶色、ワインレッドとカラフルすぎるくらいにまとめ、その結果は予想以上の反響を得られ、さらに頭に乗って会場狭しと、壁面に相当数の作品で巨大モニュメントを構成してきました。
私のメッセージとして写真の『撮る楽しみ、創る喜び、贈る愉しさ』を伝えてきたと常々考えている中に、大きなプリントでゆったりとスケール観を見せる作品でもいいのですが、小さくても、身近なところに楽しみながら飾れる作品創りで叶えられるのではないかと信じてきました。多くの受講生はこの感覚を実感してくれたようです。
開講したときからの人も3、4年の人も、ついこないだ参加した人も皆それぞれの個性があって指導する私にとっては楽しみの毎日でした。作品にその人の一番輝いていた時代と美意識が表現れていて作者と作品を重ね合わせみると、より味が出て小さな作品がとても印象深いものになっています。
代官山のイーストウエストでスターとした、この撮影実習には語りつくせないほどの思い出が多くあり、アマチュア指導を初めて経験したところであって、受講生のパワーには毎回驚きを感じながら、自分の能力を考えるといつまで続けることが出来るのかと内心心配することが暫しありましたが、周りの皆さんの力で支えられ、今があります。             
本年よりKJIにお世話になり銀座で最初の作品展が開催できることは、大変幸せと感じています。私自身が切磋琢磨してよりよい環境を作り、納得の良く作品創りに集中でき、作品が生きるようにしていきたいと思っています。
                            2008.12  写真家 福永一興

作品