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大門 直樹

(ダイモン ナオキ)

経歴

  • 1948年

    北海道出身

  • 1994年

    スキューバダイビングと水中写真を撮り始める
    第52回 二科展推薦

  • JPS展(日本写真家協会展)入選4回など

  • 2006年

    11月 水中写真集『海中快晴』を上梓 春風社刊

メッセージ

今回展示する作品は14年あまりかけて撮影した水中写真である。
すべて国内で撮影したもので、北は宮城県南三陸町志津川湾、南は沖縄県南西諸島で撮影したものである。なかでもわたしが主なフィールドとしている西伊豆大瀬崎の海中で撮影したものが多数を占めている。沼津市西浦大瀬崎は首都圏から3時間ほどで行くことができる国内有数のダイビングスポットでもあるが、夏のあいだには大勢の海水浴客や観光客が訪れることでも知られている。
広大な海中のほんの一隅を垣間見ただけではあるが、そこにはさまざまな海の生物の営みが眼前に広がる。躍動するサカナの群れ、他の生物に擬態して身を守る小さなエビやカニの甲殻類。また、人間が捨てた空き缶やペットボトルを住居にして逞しく生きるサカナもいる。ときには食うものと食われるものが壮絶な戦いを繰り広げるのを目撃することもある。
四季を通して海中を観察し続けると、陸上ではなかなか気づかなかったことがいち早く気づくことがある。巷間言われている「地球温暖化」による海水温上昇の影響である。
夏季に黒潮とともに伊豆半島周辺を訪れる南方系のサカナたちは、10年ほど以前には冬の低水温に順応できずに死滅してゆくものが多かったのである。しかしながら、近年はこのような南方系のサカナが伊豆半島周辺の海で元気に越冬し、なかには子孫を残してゆくサカナがいることに気づくのである。
沖縄地方のサンゴが高水温化の影響で次々と無残な姿を晒しているのをみると胸が痛むが、ここ伊豆半島の海にも温暖化の影響が忍び寄っているのである。

作品


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