金ヶ江 利行(第1部)
(カネガエ トシユキ)
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1952年
佐賀県伊万里市出身
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1976年
日本写真専門学院卒業
写真家 川島浩氏と 三浦章氏に師事
「日本の峠」を主に撮影を 続ける -
2008年
旅行読売誌に「峠から見た日本の原風景」を連載中
私は峠に惹かれて日本全国の峠を訪ね歩いた。峠から広がる展望の美しさをカメラに収めながら、峠から峠へと旅を続けた。
各々の峠には各々の顔があり、歴史上に出てくる峠や、文学の舞台に登場する峠、また峠を挟んで戦場と化した峠など、それまで知らなかったことを峠に立つと教えてくれた。そして、峠にまつわる伝説や秘話の数々は、峠が隠れた文化遺産に思えた。注目されることもなくスポットライトが当たることもない峠は、日本人とともに、千年も二千年も生きてきた。しかしトンネル工事が進む今日、自動車であっという間に通り過ぎて行くため、訪れる人も少ない峠は寂しく佇んでいるかのようだ。数々の峠に立つと、峠は「歩く歴史」だと気づいた。これからも「歩く歴史」を一枚一枚撮り続けていこうと思う。
